「トットちゃん」こと黒柳徹子さんの恋人、ピアニストのワイセンベルグさんは病気で亡くなりましたが、生い立ちが気になりますね。子供時代を調べました。
ロサンジェルスタイムズに掲載された記事を見ると、ワイセンベルグさんは子供の頃、アコーディオンを弾くことで、戦争中収容所から逃れて生き抜くことができたようですね。
子供の時から、ピアノの才能がアコーディオンでも発揮されていたことがわかります。芸は身を助くといいますが、そんなことが実際にあったんですね。
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ワイセンベルグさんの生い立ちと子供時代
ワイセンベルグさん、3歳から音楽好き!
アレクシス・ワイセンベルグさんは3歳のころから音楽が大好きだったそうです。お母さんからピアノを習っていたそうですよ。
ワイセンベルグさん、戦時中国境を越えようとして捕まる・・
ベルギーで生まれたフランス人のピアニスト、アレクシス・ワイセンベルグさんは子供時代に第2次大戦がありました。
1941年にドイツが支配していたブルガリアからトルコへ逃れようと偽のビザで国境を渡ろうとした所、違法で国境を越えようとした罪で捕らえられてしまいました。
収容所に入れられたのです。たぶんその収容所の人達の運命はドイツが支配するポーランドへ送られて皆殺しにされるかもしれなかったようです。
アレクシス・ワイセンベルグさんと母親は、ダンボール箱とほんのちょっとの他の荷物を持ってその収容所に行かされました。キャンプって呼んでいますが、楽しいキャンプではないので、収容所みたいな場所でしょう。
荷物の中にお金持ちの叔母からお誕生日のプレゼントにもらったアコーディオンがあったのです。この楽器がアレクシス・ワイセンベルグさんと母親の命を救うことになるんですよ。
ワイセンベルグさん、ピアノで収容所から逃れた!
アレクシス・ワイセンベルグさんと母親は3ヶ月間その収容所にいたのですが、その間にドイツ人の衛兵に気に入られていました。オーストリアの作曲家であるシューベルトの曲をアコーディオンで弾いて楽しませてあげていたのですね。
そしてそのドイツの衛兵が、ある混沌とした日に、駅へ連れて行ってくれて電車に乗せてくれたそうです。荷物をドアへ押し込んで、アコーディオンを窓から放り込んでくれたそう。
こっそり逃してくれたその衛兵のおかげで、命拾いしたのですね。
アレクシス・ワイセンベルグさんと母親は、30分後には国境を超えて、次の日にはイスタンブールへ到着したのだとか。ヨーロッパは日本と違って国が地続きでつながっているから日本とは全く様子が違いますね。
ワイセンベルグさんのピアノ活動
ワイセンベルグさんはパレスチナでレナード・バーンスタインとイスラエル・フィル交響楽団でベートーベンを演奏したりしました。1946年にアメリカで音楽を学び、1950年代にパリへ行って、フランス国籍になっています。
1996年にヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でチャイコフスキーを演奏しました。
マスターピアノクラスでピアノを教えたり、フランツ・リストやシューマン、セルゲイ・ラフマニノフ、ショパン、ブラームスなどが作曲したクラシックの曲をコーディングをして、有名になりました。
ワイセンベルグさんが亡くなっても、演奏がCDに残っているので黒柳徹子さんはいつもお聞きになっていらっしゃるかもしれませんね。
アレクシス・ワイセンベルクさんのCDの詳細は下をクリックしてくださいね!
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終わりに
ワイセンベルグさんの家族のことはあまり情報がありませんでしたが、ワイセンベルグさんの人生の中にトットちゃんが入っているのだと思うと、国を超えてのラブロマンスに感動します。
黒柳徹子さんの人生ってロマンチックですよね。
参照記事はこちらです⇒Alexis Weissenberg dies at 82; French pianist’s music saved him from death camps
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