スタバのホリデーカップが、“レズビアン・カップルの手繋ぎを彷彿させる“と議論になっているのだそう。言われるまで手つなぎの性別のことを考えていませんでした。まあ、そう言われてみたら、男女ではなくて女同士の手かもしれませんね。
スタバが「ホリデーは誰にとっても特別だ」というビデオを造っていて、そのビデオの中に、女同士で今にもキスをしようとしている場面があるから、レズビアンカップルの手つなぎ疑惑がでたのでしょう。
「ホリデーは誰にとっても特別だ」というビデオ
まずは話題のビデオを見てみましょう。
手のつなぎ方がゆるい感じです。手の大きさも同じくらいで、ぎゅっと包み込むような手のつなぎ方ではありませんね。
だけどこれだけでは、レズビアンの手つなぎとは思い浮かびませんが、ビデオをみると、女同士でキスをしそうなシーンがあるから、レズビアンの手つなぎではないかという疑問がうまれたのですね。
【公式】Giving Good Starts with You
女性同士の見つめ合う場面も私は、全く普通に見えて、違和感なく見ていたので、ちょっとびっくりしました。こじつけというほどではありませんが、よく見ているな~と感心したくらいです。
明るい音楽で始まるので、重たい雰囲気は一切なくて、軽い気持ちになって過ごせそうな気がしてきます。
スターバックスの方針に感心しました!
季節のスピリットをインスパイアする体験を届けたいという思いが込められているのです。ということはやはり、深い意味も盛り込まれているのでしょう。
世界中にある当店で、あらゆるバックグラウンドやあらゆる宗教のお客様を受け入れ、歓迎し続けたいと思います
と言っています。素晴らしいですね、スターバックス。これならレズビアンというメッセージをおくっているのかもしれませんよね。
あらゆるバックグラウンドの人が楽しくすごせるように考えているところが本当に斬新です。
株主総会の際には、スターバックスが同性婚を支持したせいで、株価が下がったと追求されました。しかし、CEOは金儲けとは関係なく、多様性を尊重する主義だからだ、と言い返したそうです。
企業のCEOが金儲けよりも多様性を尊重する方を選んだのが驚きです。株主にも自分の思いをはっきりと伝えるところが立派ですね。そこのところが一番重要で、ごまかしたり、うやむやにはしないところ、スタバは格好良いですね。
繋がれた手がレズビアン・カップルの手かどうかよりも、実はもっと深い意味で、多様性の尊重を訴えているらしいです。
私が感動したすたばのスタンスは、
戦争や差別から逃れてきた人々を受け入れ、5年間で1万人の難民を世界中の店舗で雇用する
と宣言しているところです。日本の企業ではちょっと考えられないですよね。働く人も応援したくなってきます。
スターバックスってカフェラテが美味しいけれど、ちょっと高くないですか?そんな風におもっていたけれど、儲け主義ではなくて多様性を認める考え方に感心しました。
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